学映システムの教育ICT

佐賀県発の教育現場のICT

佐賀県に学映システムというシステム会社があります。一般企業のICT関連業務ではなく、教育のICTに特化した企業です。
もともとは、河野教販株式会社の一部だったのですが、武雄支店から独立し、ひとつの企業になっています。
一部の学校においては、コンピューター室や情報処理室といった専用の教室が用意されており、以前から、パソコン等を使用した授業も行われています。しかし、各教室に設置し各自1台というわけにはいきません。専用の教室でのみ、一人1台で使用可能になっています。
今後は、小学校でもパソコン等を使用したプログラミングに関する授業が行われるようになるため、専用の教室ではなく、各教室で使用可能になる必要性が出てきています。
学映システムの提供する教育ICTソリューションでは、各自がタブレットをもち、それを利用した授業を行います。タブレットであれば、机の中にしまうことも可能なので、邪魔になることもなさそうです。

プログラミングに関する授業

近年、各学校において、教育の現場でICT化がすすめられている背景は、国の影響が大きいようです。というのも、文部科学省の定める学習指導要領において、小学校からプログラミングに関する授業が行われるようになるからなのです。
学校での授業は学習指導要領を基本としているため、そこで定められている授業が行われることになります。この学習指導要領にプログラミングに関する項目が加えられたため、各学校でもプログラミングに関する授業を行う必要があるのです。
とはいえ、さすがに教科書だけで授業を行うわけには行かないため、各学校でタブレットやパソコンなどのICT機器の導入がすすめられているのです。
そのICT化において、佐賀県を中心として、さまざまなソリューションを提供しているのが、学映システムなのです。

学年で異なるカリキュラム

プログラミングの授業といっても、学年ごとにその内容は大きく異なります。低学年のうちから高度なプログラミングというのはさすがに無理がありますから、まずは、触って慣れるというところから始めることになります。このとき便利に利用できるのがタブレットということになります。
学映システムでは、一人1台のタブレットの所有をすすめており、個人所有であれば、学校の授業だけでなく、自宅で使用することも可能になります。タブレット内で完結しているアプリであれば、インターネットの環境に接続する必要もありません。
実際には、親御さんのパソコンやスマホなどを触っており、慣れているという児童も多いのかもしれませんが、授業となるとまた別ということになりそうです。